施術中は電話にでれないため公式LINE/Web予約をご活用ください‼

八王子市にある治療院です。

電話予約
友達追加
instagram
Web予約
メール

自律神経失調症

自律神経の乱れ(自律神経機能不全)

「検査では異常なしと言われたのに、体調がおかしい」—そんな未病・機能低下の段階で、自律神経(交感神経/副交感神経)のアンバランスが背景にあることは少なくありません。
自律神経はホメオスタシス(恒常性)を担い、体温・血圧・消化・呼吸・睡眠などを無意識下
で調整しています。ストレス(精神・身体・化学)負荷が続くと自律神経のトーンが偏り、さまざまな不定愁訴として表面化します。


こんな症状はありませんか?

  • 不眠(入眠困難・中途覚醒・睡眠の浅さ)、日中の倦怠感

  • 頭痛・めまい・耳鳴り・天気痛、動悸・息切れ、胸やけ・吐き気

  • 便秘/下痢、腹部膨満、肌荒れ、冷え・むくみ

  • 意欲低下・不安感の持続、集中力低下 …など
    急激な症状の悪化、発熱、神経脱落所見(筋力低下・感覚消失)、胸痛・失神などは医療機関での評価を推奨します。


自律神経とは(交感神経・副交感神経の役割)

  • 交感神経:活動・緊張モード(血圧上昇、心拍増、末梢血管収縮など)。過剰だと不眠・筋緊張・胃痛・高血圧傾向

  • 副交感神経:休息・回復モード(消化促進、吸収、内臓機能賦活)。過剰だとだるさ・低気力・過眠、低下するとイライラ・入眠困難

  • 支配の起始:交感=胸腰髄(T1–L2)/副交感=脳幹(迷走神経)・仙髄(S2–S4)。
    この配列から、頚椎・骨盤は副交感系、胸椎・腰椎は交感系の影響が出やすいと臨床的に考えられています。


なぜ乱れる?(原因)

① 生活習慣ストレス

長時間の覚醒刺激(就寝前スマホ・仕事)、不規則な食事・過食、運動不足、アルコール・カフェイン過多などで交感神経過緊張が持続。睡眠の質低下→回復不全→不定愁訴の悪循環へ。

② 背骨・骨盤の機能不全(サブラクセーション)

姿勢不良・反復負荷で脊柱分節の**可動性低下/過可動(機能的不全)**が生じると、体性‐自律神経反射を介して交感神経トーンが亢進しやすいと考えられます。臨床的には、上部頚椎・胸椎・骨盤に問題を認めるケースが多い所見です。


上部頚椎と自律神経(臨床的要点)

環椎(C1)・軸椎(C2)は自由度が高く、不安定化で深部筋(小後頭直筋など)や硬膜連結に負荷が波及することがあります。
頚静脈孔近傍を迷走神経(副交感)・舌咽神経が通過し、前方には頚神経節(交感)も存在。
この解剖学的近接性から、上部頚椎の機能不全が自律神経のバランス
に影響しうると臨床的に推測されます。調整は安全域での精密アジャストメントが前提です。


当院のアプローチ

(カイロプラクティック × オステオパシー)

カイロプラクティック

  • アジャストメントで脊柱・骨盤の**関節機能(可動性・位置覚)**を正常化

  • 上部頚椎/胸椎/骨盤帯のキーレベルに重点を置き、体性‐自律神経反射の過緊張を鎮静化

  • 姿勢連鎖(Kinetic Chain)と呼吸運動の再学習で再発予防

オステオパシー

  • 筋膜リリース/内臓マニピュレーション/頭蓋仙骨療法体液循環(血流・リンパ・脳脊髄液)と自律神経調律を補助

  • 横隔膜・肋骨・迷走神経ルートの機能改善で**休息モード(副交感)**への切り替えを促進

  • 局所ではなく**全体治療(Holistic)**でホメオスタシスを底上げ

目的は「治す」ことよりも、“治れる状態”に回復させること。
すなわち睡眠の質向上・回復力(自然治癒力)の再起動が核心です。


生活アドバイス

  • 睡眠衛生:就寝90分前からブルーライト・仕事をOFF/同時刻就寝起床/ぬるめ入浴

  • 呼吸:鼻呼吸・長い呼気のペース呼吸(4–6秒吸気/6–8秒呼気)で迷走神経トーン↑

  • 軽運動:ウォーキング・関節モビリティ・ストレッチ(とくに胸郭・骨盤帯)

  • 栄養:過度のカフェイン・深酒・就寝前過食を控える

  • 環境:就寝環境の温湿度最適化、寝具の見直し(頚椎のニュートラル)

PAGE TOP