八王子 顎関節症に整体|国家資格4種の専門院
監修者コメント / 山﨑 駿 院長
顎関節症の患者さんを診ていると、顎関節そのものに問題があるケースももちろんあります。ですが実際には、姿勢や頸椎の歪み・機能障害、肩こり、頭部前方位(ストレートネック)、デスクワーク、ストレスなど、さまざまな要因が複合して起こっていると考えられる方がとても多いのです。体は単体で動いているわけではありません。顎の症状も、その他の部位との関連性のなかで起こっている——私はそう捉えて、全身を診るようにしています。
— 山﨑 駿(にこのあ整体院・マッサージ院 院長 / D.C. CCEA認可・国家資格4種)
🦷 顎関節症の基本:音・痛み・開きにくさ、あなたの症状はどのタイプ?
顎関節症(TMD:Temporomandibular Disorders)は、顎の関節とその周辺の組織に起こるさまざまな症状の総称です。「口を開けるとカクカク音がする」「食事中に顎が疲れる」「大きく口を開けられない」など、症状の出方は人によって異なります。
整体院へ来られる方でよく聞くのは、「歯科でマウスピースをつくったけれど、顎の重だるさがなかなか変わらない」「病院ではとくに異常なしと言われたが、朝の顎のこわばりが続いている」というお声です。こうした経験をお持ちの方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
🔍 顎関節・円板・咀嚼筋の3要素
顎の動きには、大きく3つの要素が関わっています。
| 要素 | 役割 | 代表的な症状 |
|---|---|---|
| 顎関節(骨・関節面) | 下顎骨と側頭骨のジョイント | 関節内の炎症、関節腔の狭小化 |
| 関節円板(クッション) | 骨同士の衝撃を和らげる繊維軟骨 | クリック音(カクカク音)、口が引っかかる感覚 |
| 咀嚼筋群(筋肉) | 開閉口・咀嚼の動力源(咬筋・側頭筋ほか) | 顎の重だるさ、頬のこり、頭痛、耳の症状 |
このうち、整体院が特に力を発揮しやすいのは咀嚼筋群と、それに連動する頸椎・姿勢の問題です。後ほど詳しく解説します。
⚠️ 整体が対応できる症状・できない症状の正直な整理
まずは正直にお伝えします。顎関節症には整体が向いている側面と、医療機関への受診が先のケースがあります。
まず医療機関(歯科・口腔外科)へ相談してほしいケース
- 急性の強い顎の痛みで日常生活に支障がある
- 口がほとんど開かない(開口障害・2cm以下)
- 関節が破壊・変形している可能性が画像検査で指摘されている
- 外傷(転倒・交通事故)が原因と思われる場合
整体(筋・頸椎・姿勢へのアプローチ)が向いている側面
- 顎の重だるさ・こわばり感が続いている(慢性的な咀嚼筋の緊張)
- 口を開けるとカクカクするが痛みはそこまで強くない
- 歯科でマウスピースを作ったが改善を感じにくい
- 頸部の張り・肩こり・頭痛・耳の詰まり感を同時に感じている
- デスクワークでの食いしばり・TCH(歯列接触癖)が疑われる
🔬 顎関節症の意外な原因――首と姿勢が顎に与える影響
「顎が痛いのに、なぜ首を診るの?」と思われる方も多いかもしれません。実は、頸椎の動きと顎の動きは解剖学的に深くつながっています。この視点が、にこのあ整体院の顎関節症へのアプローチの核心です。
📐 頭部前方位が後方円板組織を圧迫するメカニズム
スマートフォンやパソコンの使用により、現代人の多くが頭部前方位姿勢(ストレートネック・猫背)になっています。あわせて猫背・姿勢矯正の根本ケアやストレートネックの対処法の記事も参考にしてみてください。
頭部が前方にずれると、次のような連鎖が起こる可能性があります。
- 後頭部が下がり、頸椎上位(C1・C2付近)の可動域が変化する
- 下顎骨を支える筋群のバランスが崩れ、顎関節の負荷が変化する
- 後方の関節円板組織への圧が偏り、カクカク音や違和感につながることがある
これは整体院の経験則だけでなく、運動学の文献でも「頸椎の整列と下顎の位置は連動する」という見方が示されています(オーチスのキネシオロジー・カパンディ関節生理学における頸椎バイオメカニクスの知見)。
🎯 側頭筋・咬筋のトリガーポイントが頭痛・耳鳴りに連鎖する
もう一つの重要な視点が、咀嚼筋群のトリガーポイント(TP)です。
トリガーポイントとは、筋肉の中にできる過敏な「硬結(こり)」のようなもので、押すと離れた場所に「関連痛」を生じさせる性質があります。咬筋や側頭筋にトリガーポイントが形成されると、
- こめかみ〜頭頂部にかけての頭痛(側頭筋TP)
- 耳の詰まり感・耳鳴りのような感覚(咬筋TPによる影響)
- 頬〜顎にかけての重だるさ・鈍痛
といった症状が現れることがあります(大川泰D.C.『トリガーポイント臨床テクニック』の知見に基づく背景理解)。
こうした「顎の周辺の症状なのに、原因は筋肉のトリガーポイント」という連鎖は、顎だけを局所的に診るアプローチでは見落とされやすい点です。
📊 頸椎への徒手療法がTMDに与える影響(研究報告)
この「頸椎と顎の連動」という視点は、近年の研究でも注目されています。
2020年に発表された系統的レビュー・メタ解析では、徒手療法がTMD(顎関節症)患者の痛みの低下と開口域の改善に寄与する可能性が示されています(Herrera-Valencia A et al., 2020. PMID: 33114236 / DOI)。特に運動療法を併用することで効果が長期的に維持されやすいとも報告されています。
さらに、同年発表の研究では、顎ではなく頸椎への徒手療法によっても、TMD患者の痛みの低下と咬筋の圧痛閾値の改善に大きな効果量が報告されています(La Touche R et al., 2020. PMID: 32181811 / DOI)。つまり「顎への直接アプローチ」だけでなく、「頸椎への介入」が顎の症状に影響する可能性が研究上でも示唆されているのです。
またそれとは別の研究(Tavares LF et al., 2024. PMID: 39655394 / DOI)では、頸部・顎への徒手療法と運動療法の組み合わせが、耳鳴りなどの耳症状の改善に寄与する可能性も報告されています。ただし、現時点でのエビデンスの確実性は「非常に低い(very low)」と評価されており、この点は正直にお伝えします。
※ これらの研究結果は「可能性・示唆」を示すものです。すべての方に同様の効果が得られることを保証するものではありません。施術効果には個人差があります。
🏥 歯科と整体、どちらを先に選ぶべきか
顎関節症でお悩みの方がよく迷われるのが「まず歯科に行くべき?整体に行くべき?」という点です。結論からいうと、どちらが「正解」ではなく、症状と目的によって使い分けるのが最善です。
🦷 歯科・口腔外科の得意領域
歯科・口腔外科は以下の点で専門性を発揮します。
- 咬合(噛み合わせ)の精密な評価:歯の高さ・噛み合わせのズレを専門的に確認できる
- マウスピース(スプリント)の作製・調整:就寝時の食いしばり・歯ぎしりから関節を守る
- 画像検査(レントゲン・MRI)による関節の評価:関節円板の状態・骨の変化を確認できる
- 急性の強い痛みへの対応:炎症が強い時期は薬物療法との組み合わせが有効なことがある
💆 整体の得意領域(筋・頸椎・姿勢)
一方で整体(柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・カイロプラクターによるアプローチ)が力を発揮しやすいのは次の側面です。
- 咀嚼筋群(咬筋・側頭筋・翼突筋など)の緊張の緩和
- 頸椎・頭頸部の姿勢評価と調整(頸椎の機能改善が顎の症状に影響する可能性)
- 全身の骨格バランスの確認(肩・背骨の傾きが頭の位置に影響する)
- TCH(Tooth Contacting Habit:歯列接触癖)や食いしばりの気づきと習慣改善のサポート
🤝 統合医療=両方使うのが最善
にこのあ整体院の考えは「歯科 vs 整体」ではなく、「歯科と整体を並行して使う」のが多くの方にとって最善という立場です。
歯科でマウスピースを作って咬合を守りながら、整体で頸椎・姿勢・咀嚼筋の緊張にアプローチする。この2つの視点を組み合わせることで、より包括的なケアができる可能性があります。
「歯科でマウスピースをつくってもらったけれど、まだ顎の重だるさが気になる」という方は、ぜひ整体でのアプローチも選択肢のひとつに加えてみてください。
🏥 にこのあ整体院の顎関節症へのアプローチ
📋 初回90分カウンセリング+全身評価
にこのあ整体院では、初回の90分を「カウンセリングとお体の状態確認」に充てています。
顎の症状だけを聞くのではなく、首の傾き・肩の高さ・脊柱の弯曲・骨盤の位置など、全身の骨格バランスを確認します。なぜなら、顎の問題は「顎だけを見ていては根本的な原因を見落とすことがある」と感じているからです。
また、生活習慣(デスクワークの時間・スマートフォンの使用頻度・睡眠時の姿勢など)についても詳しくお話を伺います。TCH(歯列接触癖)は多くの方が自覚していないことがほとんどで、「気づき」だけで症状が軽くなるケースもあります。
🔧 頸椎・骨格・咀嚼筋を一体で診る
にこのあ整体院の院長・山﨑は、CCEA認可の国際基準カイロプラクター(D.C.)として「頸椎の機能と顎の動きの連動」を重視したアプローチを行っています。
具体的には、
- 上位頸椎(C0〜C3)の可動性と顎との位置関係の確認
- 咬筋・側頭筋・後頭下筋群など関連する筋群への丁寧なアプローチ
- 姿勢(頭部前方位・肩の傾き)の改善に向けた骨格全体の調整
- セルフケアの指導(自宅でできる温め・開口ストレッチ・TCH自覚)
を組み合わせて行います。
院長コメント(臨床から)
以前、顎の痛みとクリック音でお悩みの方がいらっしゃいました。正直にお伝えすると、半年間の施術で痛みやクリック音を完全になくすことは難しかったです。それでも、首や頸椎の調整、肩の筋肉へのアプローチ、姿勢の修正、頭蓋骨の調整などを重ねるなかで、7割程度まで痛みが軽減していきました。顎の痛みそのものはまだ残っていても、全体的な負担が減ったことで「全体的に楽になっている」という声をいただけたのです。顎だけを追いかけるのではなく、体全体を整えていくことの意味を、あらためて感じたケースでした。
— 山﨑 駿(にこのあ整体院・マッサージ院 院長)
✨ なぜ統合アプローチが顎に効くのか――4つの専門性が顎を立体的に診る
顎関節症は、「顎だけの問題」ではありません。頸椎・頭蓋・筋膜・神経——これらが複雑に絡み合った結果として現れる症状です。にこのあ整体院では、院長・山﨑が持つ4つの国家資格とD.C.の学術的素地を活かし、複数の視点から顎関節症を評価・アプローチしています。
D.C.(CCEA認可)・国家資格4種・オステオパシー修学中という資格の組み合わせを一人の施術者が統合している院は、全国的にも非常に少ないのが現状です。その理由を3つのレイヤーに分けてお伝えします。
🦴 カイロプラクティック(D.C.)の視点:上位頸椎と下顎位の連動を精密に評価する
頸椎の最上部、C0〜C3の機能が顎に与える影響
C0(環椎後頭関節)・C1(環椎)・C2(軸椎)という上位頸椎3椎は、頭部の前後・左右・回旋すべての動きの起点です。この部位に可動制限(機能障害)が生じると、頭部の位置が前方へシフトしやすくなり、下顎骨を支える筋群——特に翼突筋・舌骨上筋群——のバランスにも影響が波及する可能性があります。ストレートネックや頸椎の問題についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
三叉神経と上位頸椎の神経学的つながり
もうひとつ重要なのが、神経学的なつながりです。顎の感覚を担う三叉神経(第V脳神経)と、上位頸椎の神経(C1–C3後根)は、脳幹から頸髄にかけての「三叉神経頸髄核」という領域で収束します。この収束が、頸椎の機能変化が顎の痛みや症状に影響しうる神経学的なメカニズムのひとつと考えられています。
「首を触ったら顎が楽になった」——こうした経験は、この神経収束を反映している可能性があります。
D.C.としてのアプローチ
CCEA認可の国際基準カイロプラクター(D.C.)として、山﨑院長は上位頸椎の可動性・位置関係・神経機能を詳細に評価します。関節に可動制限が見られる場合、その回復を図る徒手的なアプローチを行い、顎の症状との関連性を確認しながら施術を進めます。
🌀 オステオパシー(修学中)の視点:頭蓋の骨格・筋膜の連続性から顎を診る
顎関節は「側頭骨の関節」でもある
顎関節(TMJ)は、下顎骨の頭(下顎頭)と側頭骨の下顎窩が形成する関節です。つまり側頭骨そのものがTMJの構成要素であり、側頭骨の可動状態や緊張パターンは顎関節の機能と切り離せない関係にあります。
蝶形骨と側頭骨の接合——頭蓋のハブ
側頭骨はさらに、頭蓋の中央に位置する蝶形骨と「蝶形鱗状縫合(蝶鱗縫合)」で接合しています。蝶形骨は前頭骨・篩骨・頬骨・口蓋骨・後頭骨など多数の骨と連絡し、頭蓋全体の骨格的バランスのハブともいえる骨です。オステオパシーの頭蓋評価では、こうした側頭骨・蝶形骨の可動性やテンションパターンを触診し、制限が見られる場合は穏やかなアプローチで緩めることを検討します。
筋膜の連続性——顎から頸部へつながる膜のつながり
整体的にも重要なのが筋膜の連続性です。側頭筋を覆う「側頭筋膜」は頬骨弓(zygomatic arch)の上縁に付着し、咬筋を覆う「咬筋筋膜」はその下縁に付着します。頬骨弓を介して連絡するこれらの筋膜は、さらに頸部の深頸筋膜・浅頸筋膜とつながっています。この筋膜の連鎖が緊張バランスを失うと、顎の動きにも影響が及ぶ可能性があると考え、全身の膜の状態も評価対象とします。
※ オステオパシー D.O. は山﨑院長が現在修学中の専門分野です(取得予定)。本セクションは「こうした視点で評価し、統合的にアプローチする」という院長のスタンスを示すものであり、特定の効果を保証するものではありません。
🪡 鍼灸(はり師・きゅう師)の視点:咀嚼筋のトリガーポイントへの直接アプローチ
鍼による筋の深部へのアプローチ
先ほど解説した咬筋・側頭筋のトリガーポイント(TP)。これらの筋の過敏な硬結に対して、鍼による直接的なアプローチが可能です。鍼は筋肉の深部まで届き、硬結したTPに対してピンポイントに刺激を与えることができます。これにより筋の過緊張が緩み、関連痛(頭痛・耳の症状・頬の重だるさ)の改善が期待される可能性があります。
経穴(ツボ)と咀嚼筋の対応
東洋医学では、咬筋の主要なTP部位の近くに「頬車(ST-6)」「下関(ST-7)」などの経穴が存在します。伝統的に顎・歯の症状への対応に用いられてきた場所です。側頭部には「頷厭(GB-4)」「曲鬢(GB-7)」などが側頭筋の領域に位置し、頭痛・顎症状との関連で使用されることがあります。
はり師・きゅう師として国家資格を持つ山﨑院長は、こうした経穴への鍼施術と、西洋医学的なトリガーポイント理論を組み合わせたアプローチで、咀嚼筋の緊張に働きかけます。
温灸(おんきゅう)による血行改善
さらに温灸による温熱刺激を咀嚼筋の周囲に加えることで、局所の血行を促し、慢性的な筋緊張の緩和が期待できます。特に慢性的なこわばりや、寒い季節に顎のだるさが強まる方に、温灸は穏やかな補助として選択肢のひとつになります。
カイロプラクティック(D.C.)による精密な頸椎・骨格評価、オステオパシー的な視点による頭蓋・筋膜の整合性評価、鍼灸(はり師・きゅう師)による咀嚼筋への直接アプローチ——これらを一人の施術者が統合して提供できる院は、八王子エリアでは非常に珍しい存在です。「顎だけを診る」のではなく、「顎を通して全身を診る」というスタンスが、にこのあ整体院の顎関節症へのアプローチの本質です。
💪 日常セルフケア3選
今日からご自宅でできるセルフケアを3つご紹介します。急性の痛みが強い時期は無理に行わず、症状が落ち着いてから少しずつ取り入れてください。
✅ セルフケア① TCH(歯列接触癖)を自覚する
TCH(Tooth Contacting Habit)とは、上下の歯がリラックスした状態でも軽く触れ続けている癖のことです。本来、安静時に上下の歯は1〜3mm程度離れているのが自然な状態ですが、緊張やストレス、集中した作業中などに気づかないうちに歯を接触させていることがあります。
実践方法:
- 今この瞬間、上下の歯が触れているか確認する
- 触れていた場合、「リップアパート(口唇を閉じたまま、歯を離す)」の状態を意識する
- パソコンのモニターや冷蔵庫などに「歯、離して」と書いたメモを貼り、リマインダーにする
TCHに気づいて意識的に歯を離す習慣をつけるだけで、顎まわりの筋緊張が和らぐことがあります。
✅ セルフケア② 咬筋・側頭筋の温め+やさしい開口ストレッチ
温め:蒸したタオルやホットパックを、顎の横(耳の前あたり)から頬にかけて2〜3分当てます。筋肉の血行が改善し、こわばりが和らぎやすくなります。
開口ストレッチ:温めた後、痛みのない範囲でゆっくりと口を開け、3〜5秒キープしてから閉じます。5〜10回を目安に。無理に大きく開けようとしないのがポイントです。急性症状のある方は行わないでください。
ポイント:朝の洗顔時に温めながら行うと、習慣化しやすいです。急性の強い痛み・腫れがある場合はまず冷却を(炎症期は温めると悪化する場合があります)。
✅ セルフケア③ 姿勢リセット(耳と肩を一直線に)
デスクワーク中に姿勢が崩れると、頭部前方位が進み顎への負荷が増す可能性があります。以下の「姿勢リセット」を1時間に1回の目安で行いましょう。
- 椅子に深く座り、骨盤を起こす(前傾姿勢)
- 肩甲骨を軽く内側に引き寄せ、胸を開く
- 頭を後ろに引き、耳が肩の真上に来るよう意識する(「顎を引く」というより「頭を後ろへ」が自然)
- その状態で5回、深呼吸する
猫背・ストレートネックと顎関節症は深く関連している可能性があります。姿勢への意識は顎だけでなく肩こり・頭痛や自律神経の不調への対策にもつながります。
❓ よくある質問FAQ
- Q1. 整体で顎関節症はよくなりますか?
- 咀嚼筋の緊張・頸椎の機能・姿勢のバランスが症状に関与しているケースでは、整体へのアプローチが症状の改善に寄与する可能性があります。ただし、関節の変形・急性の強い炎症・咬合の問題が主な原因の場合は、歯科・口腔外科の受診が先です。初回カウンセリングで状態を確認した上で、当院でお力になれる範囲を正直にお伝えします。
院長コメント(初回カウンセリングでのスタンス)
私が初回のカウンセリングで大切にしているのは、「整体でお力になれる範囲」と「医療機関にお任せすべき範囲」を正直にお伝えすることです。日常生活に支障がない場合は、整体でアプローチをして経過を見ながら、効果が期待できそうかを一緒に判断していきます。一方で、①口が極端に開かない ②痛みで噛むことができない ③口の開きに左右差がある——こうした日常生活に支障が出ているサインがある場合は、まず医療機関で正確な検査を受けていただくことをお勧めしています。期間の目安は個人差が大きく断定はできませんが、体はおおよそ3〜6ヶ月で変わっていくといわれます。私もそれを一つの目安にしています。
— 山﨑 駿
- Q2. 顎関節症は何回くらい通えば変化を感じますか?
- 症状の種類・期間・原因によって個人差があるため、「○回で改善」とお約束することはできません。ただし、慢性的な筋緊張や姿勢の問題が主な原因のケースでは、初回〜数回のうちに顎まわりの軽さや開口感の変化を感じていただける方もいらっしゃいます。初回カウンセリング後に、状態に合わせた見通しをお伝えするようにしています。
- Q3. 音(クリック音)だけあって痛みはない場合、来院は必要ですか?
- クリック音(カクカク・コクコク音)だけで痛みや開口制限がない場合、急を要するケースは少ないと考えられています。ただし、音の背景に咀嚼筋の緊張・頸椎の機能変化・姿勢の問題があることは少なくありません。気になる方は一度カウンセリングだけでもお越しいただくと、日常生活でできることをお伝えできます。
✅ まとめ
- ✓ 顎関節症は、顎の関節・関節円板・咀嚼筋の3要素が関わる複合的な問題です
- ✓ 頸椎の機能・頭部の姿勢が顎の動きに影響する可能性があります
- ✓ 咬筋・側頭筋のトリガーポイントが頭痛・耳症状の一因になることがあります
- ✓ 研究では、頸椎への徒手療法がTMDの症状改善に関与する可能性が報告されています(PMID: 32181811)
- ✓ 歯科と整体は「どちらか」ではなく、それぞれの得意領域を活かして両方を併用するのが最善の選択肢になることが多いです
- ✓ D.C.(カイロ)・オステオパシー視点・鍼灸の3レイヤーを統合できる院は八王子エリアでは非常に珍しく、これが当院の顎関節症へのアプローチの強みです
- ✓ TCH(歯列接触癖)の自覚・咀嚼筋の温め・姿勢リセットの3つが今日からできるセルフケアです
- ✓ 急性の強い痛み・開口障害が強い場合は、まず歯科・口腔外科へご相談ください
「顎のことを一度ちゃんと診てもらいたい」という方は、ぜひにこのあ整体院へお気軽にご相談ください。初回90分のカウンセリングで、あなたのお体の状態をしっかり確認した上で、整体でできることをお伝えします。
にこのあ整体院・マッサージ院
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顎のカクカク・顎の重だるさ、一緒に確認しましょう
初回3,300円(再検査の次回も無料 / 2回分)
土・日・月 9:00〜21:00 | 無料駐車場あり | JR八王子駅 徒歩12分
ご予約・お問い合わせはLINEからどうぞ。電話が苦手な方でも大丈夫です。
📚 参考文献
🔬 顎関節症(TMD)に関する研究
- Herrera-Valencia A, Ruiz-Muñoz M, Martin-Martin J, Cuesta-Vargas A, González-Sánchez M. “Efficacy of Manual Therapy in Temporomandibular Joint Disorders and Its Medium- and Long-Term Effects on Pain and Maximum Mouth Opening: A Systematic Review and Meta-Analysis.” J Clin Med. 2020;9(11):3404. PMID: 33114236 / DOI: 10.3390/jcm9113404
- La Touche R, Martínez García S, Serrano García B, Proy Acosta A, Adraos Juárez D, Fernández Pérez JJ, Angulo-Díaz-Parreño S, Cuenca-Martínez F, Paris-Alemany A, Suso-Martí L. “Effect of Manual Therapy and Therapeutic Exercise Applied to the Cervical Region on Pain and Pressure Pain Sensitivity in Patients with Temporomandibular Disorders: A Systematic Review and Meta-analysis.” Pain Med. 2020;21(10):2373-2384. PMID: 32181811 / DOI: 10.1093/pm/pnaa021
- Tavares LF, Calixtre LB, Pelai EB, de Castro-Carletti EM, Dennett L, Armijo-Olivo S, Oliveira AB. “Effectiveness of manual therapy and exercise therapy on otological symptoms of individuals with temporomandibular disorders: a systematic review.” Disabil Rehabil. 2024;47(15):3794-3808. PMID: 39655394 / DOI: 10.1080/09638288.2024.2435525
📖 参考文献(知識ベース・書籍)
- 大川泰 D.C.『トリガーポイント臨床テクニック』エンタプライズ(咀嚼筋群のTPと関連痛パターンの背景知識として参照)
- Gatterman D.C.『カイロプラクティック マネジメント』(頸椎機能と全身連動の背景知識として参照)
- Oatis CA『オーチスのキネシオロジー』ラウンドフラット(頸椎バイオメカニクスの背景知識として参照)
⚠️ 本記事の位置づけ
本記事は、にこのあ整体院・マッサージ院(八王子)における施術アプローチと一般的なセルフケア情報を提供する目的で作成されています。特定の疾患の診断・治療を意図したものではありません。
施術効果には個人差があります。本記事内のセルフケアは、症状が軽い段階での参考としてご活用ください。
強い痛み・急激な症状悪化・神経症状(しびれの拡大、力が入らない等)がある場合は、必ず医療機関(歯科・口腔外科・整形外科等)を先にご受診ください。当院は医療機関での検査結果を踏まえた上での施術もご相談承ります。
📝 執筆者プロフィール
山﨑 駿(やまざき しゅん / Shun Yamazaki)
にこのあ整体院・マッサージ院 院長
| 資格名 | 詳細 |
|---|---|
| 柔道整復師 | 国家資格①。骨折・脱臼・捻挫などの外傷を専門とする。 |
| あん摩マッサージ指圧師 | 国家資格②。あん摩・マッサージ・指圧による手技療法の専門家。 |
| はり師 | 国家資格③。東洋医学に基づく鍼施術の専門家。 |
| きゅう師 | 国家資格④。お灸による温熱施術の専門家。 |
| D.C(ドクター・オブ・カイロプラクティック) | 国際基準カイロプラクティック学位。CCEA(カイロプラクティック教育認定機構)認可。JCR(日本カイロプラクティック登録機構)認定カイロプラクター。 |
| 登録販売者 | 都道府県免許。一般用医薬品(漢方含む)の販売が可能。 |
| オステオパシー D.O. | 修学中(取得予定/スティルジャパンアカデミー)。全身の構造と機能の調和を図る総合的な手技療法。 |
学歴・養成課程
- 日本工学院八王子専門学校 柔道整復科
- 東京呉竹医療専門学校 鍼灸あん摩マッサージ指圧科
- 日本福祉大学 経済学部
- Tokyo College of Chiropractic(TCC・4,200時間)→ D.C.取得
- RMIT University 日本校
- スティルジャパンアカデミー(SAJ・フランス系オステオパシー)→ D.O.修学中
所属団体
- オステオパシー・メディスン協会
- JCR(日本カイロプラクティック登録機構)認定カイロプラクター
4つの国家資格(柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師)に加え、国際基準のカイロプラクティック(D.C.)とオステオパシー(修学中)を学び、東洋医学と西洋医学の手技を一人の施術者の中で組み合わせた統合医療の視点で、お一人おひとりのお身体を診ることを大切にしています。
臨床歴12年・延べ数万人以上の施術実績。
「国際基準のカイロプラクターとして、また複数の国家資格を持つ専門家として、お一人おひとりの症状に合わせた最適なアプローチを提供しています。顎関節症は顎だけでなく全身のバランスから診ることが大切だと日々の施術で感じています。皆さまのお力になれるよう、情報発信にも取り組んでいます。」
この記事の内容は、院長の専門的知識と臨床経験に基づいています。症状が重篤な場合や不安がある場合は、必ず医療機関へご相談ください。
〒192-0071 東京都八王子市元横山町3-1-2 レアリゼケント101
営業時間:土・日・月 9:00〜21:00(火〜金:訪問医療マッサージのため休診)
アクセス:JR八王子駅 徒歩12分 / 無料駐車場あり
ご予約・お問い合わせ:LINE公式アカウント(@175fnboj)
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