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症例報告

八王子 五十肩 症例報告|両肩の痛みと背中の重だるさ

「肩が上がらない」「背中がずっと重だるい」——そんな不快感が何ヶ月も続いていませんか?

八王子 五十肩 症例として今回ご紹介するのは、両肩に五十肩(肩関節周囲炎)を発症し、背中のこわばりにも悩んでいた患者さんの4ヶ月にわたる施術記録です。根本原因が「胸椎の動きの悪さ」と「姿勢の崩れ」にあると判明し、月2回のペースで着実に改善へ向かった経過を詳しくお伝えします。

目次

  1. 肩の痛みと背中のこわばりを抱えて来院されたケース
  2. 検査で見えた胸椎の制限と姿勢の崩れという根本原因
  3. 月2回のペースで痛みが軽減した4ヶ月の施術経過
  4. 八王子で選ばれる理由と症例に関する6つの疑問
  5. 痛みを我慢せず、自由に動く肩で快適な日常へ
  6. まとめ




肩の痛みと背中のこわばりを抱えて来院されたケース

今回の八王子 五十肩 症例では、両肩に五十肩(肩関節周囲炎)を発症した患者さんがご来院されました。

五十肩は一般的に片側に発症することが多いのですが、この方は両肩同時に発症するという、より負担の大きい状況でした。医療機関での診断後、ある程度肩が動かせるようになってから当院を受診されています。

来院時の主なお悩み

来院時の症状

  • ✓ 両肩の痛みと動かしにくさ(可動域制限)
  • ✓ 腕を上げるときの鋭い疼痛
  • ✓ 背中全体の重だるさとこわばり
  • ✓ 「背中がずっと重い感じが続いている」という慢性的な不快感

肩関節周囲炎(五十肩)はその名のとおり40〜60代に多く見られる症状で、関節包(かんせつほう:関節を包む袋状の組織)に炎症と線維化が起きることで、動かしにくさと痛みが生じます。

この方の場合、肩の問題だけでなく背中の重だるさが長引いている点が特徴的でした。「背中のつらさをなんとかしたい」「日常生活をもっと快適に送りたい」というご希望をお持ちで、根本からの改善を求めて遠方から足を運んでくださいました。



検査で見えた胸椎の制限と姿勢の崩れという根本原因

来院後、全身を詳しく検査した結果、驚くべきことが明らかになりました。

🔍 検査で判明した根本原因

骨盤から下の問題は少なく、胸椎・腰椎・胸腰移行部(きょうよういこうぶ)から上の問題が顕著だったのです。

胸椎の伸展制限とは?

胸椎(きょうつい)とは、背骨の胸の部分にある12個の椎骨のことです。この患者さんには「胸椎の伸展制限」——つまり、背中を反らせる動きが著しく低下した状態——が確認されました。

胸椎がうまく動かなくなると、身体は次のような連鎖反応を起こします。

問題の連鎖具体的に起きること
① 胸椎の動きが低下背骨全体の連動性が失われる
② 頭部が前方にずれる頭部前方変位(ストレートネック様の姿勢)が生じる
③ 肩が内側に巻く巻き肩(肩甲骨が外側に開いた状態)になる
④ 肩甲骨の動きが妨げられる腕を上げる動作で肩関節だけに過剰な負担がかかる

💡 ポイント

胸椎の動きが低下すると、肩甲骨が正しく動けなくなります。その結果、腕を上げるたびに肩関節だけに過剰なストレスがかかり続け、五十肩の症状を悪化・長引かせる原因になります。

「巻き肩」が肩に与えるダメージ

この患者さんには、胸椎の制限と連動して頭部前方変位(あごが前に出て頭が前に傾く姿勢)と巻き肩(肩が内側に丸まった状態)が見られました。

Lewis らの研究(2008年)は、胸椎の可動性低下が肩関節の動きを制限する重要な要因であることを症例報告で示しています。胸椎の動きが制限された状態では、肩甲骨が前傾しやすく、これが肩峰下(けんぽうか)インピンジメント——腕を上げたときに肩の骨が軟部組織を挟み込む現象——を引き起こすことが指摘されています。

— Lewis C, Erhard R, Drysdale G. Journal of Manipulative and Physiological Therapeutics, 2008. PubMed ID: 19028254

つまり、この患者さんの長引く五十肩と背中の重だるさは、肩そのものだけの問題ではなく、胸椎を中心とした姿勢の崩れ全体が原因だったのです。



月2回のペースで痛みが軽減した4ヶ月の施術経過

根本原因が明らかになったところで、施術プランを立てました。遠方にお住まいという事情を考慮し、月に2回という無理のないペースを選択。通院の負担を最小限に抑えながら、着実に改善を積み重ねていく方針です。

施術の方向性

CCEA認可のD.C(ドクター・オブ・カイロプラクティック)として国際基準のカイロプラクターでもある山﨑院長は、背骨の専門家として以下のアプローチを組み合わせました。

  • 胸椎・腰椎の調整:特に伸展制限のある胸椎セグメントへのアプローチ
  • 胸腰移行部の可動性回復:体幹全体の連動性を取り戻す
  • 肩関節・肩甲骨周囲の調整:関節の位置関係を正す
  • 前胸部・背部の筋肉のリリース:巻き肩を引き起こす筋緊張を緩和
  • 呼吸指導とセルフストレッチ:胸郭(きょうかく)の可動性を自宅でも維持する

Murphy らのカイロプラクティック研究(2012年)によると、頸椎・胸椎への手技療法を中心としたアプローチにより、50例の五十肩患者のうち16例で完全回復、25例で75〜90%の改善が報告されています。背骨へのアプローチが、肩への直接的な施術と同等またはそれ以上の効果をもたらす可能性を示す興味深いデータです。

— Murphy FX, Hall MW, et al. Journal of Chiropractic Medicine, 2012. PubMed ID: 23843759

4ヶ月の経過

1〜2ヶ月目

「施術後の体の楽さ」を実感

施術を受けるたびに、体が楽になるという変化を実感していただけました。この段階では、施術後の良い状態が少しずつ長続きするようになり、「来るたびに確かに変わっている」という手応えが生まれてきます。

3〜4ヶ月目

日常生活での不快感が大きく改善

3ヶ月目あたりから変化がより明確になり、背中の重だるさや全体的な痛みが軽減。日常生活での不快感が大きく改善され、「体が以前よりずっと楽になった」とおっしゃっていただけるようになりました。

⚠ ご注意ください

五十肩特有の可動域制限(腕が上がりにくい状態)や鋭い疼痛については、組織の線維化が関与するため、4ヶ月では改善途中の段階です。継続的なケアが必要であることをお伝えしています。

4ヶ月の経過まとめ

時期主な変化
1ヶ月目施術後に体の楽さを実感。良い変化の初期サイン
2ヶ月目施術効果が少しずつ持続するようになる
3ヶ月目背中の重だるさと全体的な痛みが明確に軽減
4ヶ月目日常生活の不快感が大きく改善。継続ケアを継続中



八王子で選ばれる理由と症例に関する6つの疑問

この八王子 五十肩 症例を通じて、患者さんやこれから来院を検討されている方からよく寄せられるご質問にお答えします。

Q1. 遠方からでも五十肩のケアに通う価値はありますか?

はい、あります。
月に2回のペースでも、根本原因である背骨から的確にアプローチすることで、着実に生活の質は向上していきます。今回の症例でも、月2回・4ヶ月間という無理のないペースで、日常生活が大きく改善しました。「遠いから通えない」とあきらめてしまう前に、ぜひご相談ください。

Q2. なぜ背骨(胸椎)が五十肩に関係するのですか?

背骨の動きが硬くなると、肩甲骨が固定され動けなくなります。すると腕を上げるとき、肩の関節だけで無理に動こうとするため、過剰な負担と摩擦が繰り返し起きます。これが炎症や組織のダメージを引き起こし、五十肩の発症・悪化につながると考えられます。

「肩が痛いから肩だけを診る」のではなく、背骨という土台から診ることが根本解決への近道です。

Q3. 五十肩に対してどのような手技でアプローチするのですか?

当院では以下を組み合わせた複合的なアプローチを行います。

  • 背骨(胸椎・頸椎)の調整:関節の動きを回復させ、肩甲骨が正しく動ける環境をつくる
  • 肩関節の調整:関節の位置関係と可動性を整える
  • 筋肉のリリース:背部・肩甲骨周囲・前胸部の筋緊張をやさしく緩める
  • 姿勢の再教育:巻き肩・頭部前方変位のクセを正す

Q4. 呼吸の浅さも五十肩に影響しますか?

大いに関係します。
胸郭(肋骨に囲まれた胸の空間)の可動性が低下して呼吸が浅くなると、全身の血流や自律神経が乱れ、組織の回復が遅れてしまいます。当院では施術と並行して正しい呼吸の指導も行い、体の回復力を高めます。

Q5. セルフエクササイズは五十肩の回復に役立ちますか?

はい、大切なパートナーです。
当院では施術だけでなく、呼吸指導やご自宅でできるストレッチをお伝えしています。施術で整えた状態を、日々のセルフケアで維持・強化していただくことで、二人三脚で回復を目指します。

Page らのコクランレビュー(2014年)によると、手技療法と運動療法を組み合わせたアプローチは、長期的(6〜12ヶ月)には注射療法と遜色のない改善が報告されています。セルフエクササイズを含む運動療法の継続が、回復を後押しする重要な要素です。

— Page MJ, Green S, et al. Cochrane Database of Systematic Reviews, 2014. PubMed ID: 25157702

Q6. 両肩同時に発症しても良くなりますか?

はい、可能です。
両肩に同時に負担をかけていたのは「体の中心軸(背骨)の歪み」です。その根本を整えることで、両側に同時に良い変化をもたらすことができます。今回の症例でも、両肩の症状が並行して改善していきました。

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痛みを我慢せず、自由に動く肩で快適な日常へ

しつこい五十肩は、肩だけを見ていても根本的な解決には至りません。

👨‍⚕️ 院長監修コメント

「痛みの出ている関節だけでなく、その原因を作っている脊柱(背骨全体)の機能障害から丁寧に紐解くことが、本当の改善への第一歩だ」

— 山﨑 駿(CCEA認可D.C / 鍼灸あん摩マッサージ指圧師 / 柔道整復師)

八王子の「にこのあ整体院・マッサージ院」では、完全プライベートな空間で、あなたの背骨・姿勢・生活習慣まで含めた全体像を把握したうえで施術を行います。

「もう年だから仕方ない」「肩が上がらないのが当たり前になってしまっている」——そうあきらめてしまう前に、ぜひご相談ください。あなたからのご連絡を、心よりお待ちしております。



✓ まとめ

  • ✓ 両肩の五十肩と背中の重だるさの根本原因は胸椎の伸展制限・巻き肩・頭部前方変位という姿勢の崩れだった
  • ✓ 骨盤以下ではなく、胸椎・腰椎・胸腰移行部から上の問題が顕著であることが検査で判明
  • ✓ 遠方からの通院でも、月2回・4ヶ月間という無理のないプランで日常生活の質が大きく改善
  • ✓ 肩だけを見るのではなく、背骨という土台から全身を診るアプローチが根本解決の鍵
  • ✓ セルフケア(呼吸指導・ストレッチ)と施術の組み合わせで、相乗効果が生まれる

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骨・筋・神経・内臓・頭蓋を診る、八王子の全身トータルケア院

CCEA認可D.C / 鍼灸あん摩マッサージ指圧師 / 柔道整復師 / オステオパシーD.O(取得予定)

どこへ行っても改善しない——そんな方こそ、ぜひ一度読んでください。

4つの国家資格とドクター・オブ・カイロプラクティック(D.C.)を持つ院長が、
骨格・神経・内臓を同時に診る統合アプローチで、多くの方の根本ケアに取り組んでいます。


にこのあ整体院・マッサージ院の考え方はこちら →

👨‍⚕️ 執筆者プロフィール

山﨑 駿(やまざき しゅん/Shun Yamazaki)
にこのあ整体院・マッサージ院 院長

🏆 保有国家資格(計4種)

  • 柔道整復師
  • あん摩マッサージ指圧師
  • はり師
  • きゅう師

🌍 学位・国際資格

  • ドクター・オブ・カイロプラクティック(D.C.)
  • CCEA(オーストラレーシア・カイロプラクティック教育審議会)認可校卒
  • 国際基準カイロプラクター

🎓 学歴・修了課程

  • 日本工学院八王子専門学校 柔道整復科 卒業
  • 東京呉竹医療専門学校 鍼灸マッサージ科 卒業
  • 東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック(TCC)卒業
    ※旧 ロイヤルメルボルン工科大学日本校(RMIT大学)カイロプラクティック学科より継承
  • スティルアカデミージャパン(SAJ)在籍中
    オステオパシー D.O. 専攻

📚 所属学会・公的登録

  • JCR(日本カイロプラクティック登録機構)認定カイロプラクター
    ※厚生労働省指針準拠
  • オステオパシーメディスン協会 会員

💼 臨床歴

12年

延べ数万人以上の施術実績

🌟 専門領域と統合アプローチ

ホリスティック医学の一翼を担うべく、カイロプラクティック、オステオパシー、鍼灸、あん摩マッサージ指圧などの多岐にわたる専門技術を組み合わせた、独自の「統合アプローチ」を提供しています。

特定の部位に捉われず、骨格・神経・内臓・頭蓋骨・筋肉・血液・リンパを網羅し、身体全体を一つのユニットとして多角的にケアいたします。

💡 統合医療の推進

当院は「統合医療」を強く推進しています。

PubMed等の最新医学論文を常に参照し、経験則だけに頼らない安全なケアを追求。西洋医学(病院での検査や治療)と当院の代替医療を併用して受けていただくことが、患者様の「一番の健康を守る」最善の道であると確信しています。

どこへ行っても変わらないと悩む方々のための「八王子の専門ケア」として、日々臨床と研鑽に励んでいます。

※この記事の内容は、院長の専門的知識と12年の臨床経験に基づいています。
※症状が重篤な場合や不安がある場合は、必ず医療機関へご相談ください。


📚 参考文献

🔬 関連研究(五十肩・肩関節周囲炎)

  1. Lewis C, Erhard R, Drysdale G. “Kyphoscoliosis improvement while treating a patient for adhesive capsulitis using the active therapeutic movement version 2”, Journal of Manipulative and Physiological Therapeutics, 2008. PubMed ID: 19028254
  2. Page MJ, Green S, Kramer S, et al. “Manual therapy and exercise for adhesive capsulitis (frozen shoulder)”, Cochrane Database of Systematic Reviews, 2014. PubMed ID: 25157702

🏥 当院の施術分野に関する研究(カイロプラクティック)

  1. Murphy FX, Hall MW, D’Amico L, Jensen AM. “Chiropractic management of frozen shoulder syndrome using a novel technique: a retrospective case series of 50 patients”, Journal of Chiropractic Medicine, 2012. PubMed ID: 23843759

※論文の内容は、症状への理解を深めるための参考情報です。効果には個人差があります。

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