この記事のポイント
- 変形性膝関節症で「絶対にやってはいけない特定の動作」は、思っているより少ない
- 本当に見直したいのは4つ:①痛みの放置 ②体重管理の後回し ③膝だけに注目すること ④痛みをこらえた根性ウォーキング
- 正座・階段・歩くことは「工夫次第で続けられる」ことが多い
- 足首・股関節・骨盤を一緒に動かすと、膝にかかる負担を分散できる
- 変形が少ない段階では、適切なアプローチで痛みが楽になるケースが多くある
「膝が痛くて、何をしていいのか分からなくなってきた」という方は多いのではないでしょうか。歩くと痛む、でも歩かないと筋力が落ちる——そのジレンマを抱えながら、インターネットで検索するたびに「やってはいけないこと」リストが増えていく。それって、余計つらいですよね。
この記事では、変形性膝関節症(へんけいせい しつかんせつしょう)と向き合っている方に向けて、本当に気をつけたいことと、実は工夫次第で続けられることを、丁寧にお伝えします。
✅ こんなお悩みがある方へ
- 歩くたびに膝が痛んで、どこまで動いていいか分からない
- 「やってはいけないこと」が多くて、何を信じればいいか迷っている
- 正座・階段・ウォーキングを諦めずに続けたい
- 膝の痛みを、もっと根本から改善したい
監修:山﨑 駿(やまざき しゅん)
にこのあ整体院・マッサージ院 院長 / 柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師(国家資格4種) / D.C.(ドクター・オブ・カイロプラクティック)CCEA認可 / 臨床歴12年・延べ数万人の施術経験
変形性膝関節症とは(簡単おさらい)
変形性膝関節症とは、膝関節(ひざかんせつ)の軟骨(なんこつ=骨と骨の間のクッション役)がすり減り、関節が変形することで痛みや動きにくさが生じる状態のことです。50歳以降の方に多く見られ、特に女性に起こりやすいとされています。
特徴は次の3点です。
- 歩き始めや立ち上がり時に痛みが出やすい
- 階段の上り下りがつらい
- 正座や深くしゃがむ姿勢がきつい
変形のパターンとして多いのは、膝の内側の軟骨がすり減るタイプ(いわゆるO脚型)です。O脚の背景には足首・股関節・骨盤の連動の乱れが関係していることもあり、膝だけを診るよりも体全体のバランスから整えることが重要とされています。
💡 ポイント
「膝が変形している」ことと「痛みがある」ことは、必ずしもイコールではありません。レントゲンに変形が映っていても痛みが少ない方もいれば、軽度の変形でもつらい症状が出る方もいます。痛みの強さは、骨の変形だけでなく筋肉の緊張や関節の動き、体全体のバランスが複雑に関係していることが多いとされています。
よくある3つの誤解をやさしく解く
インターネットや周囲の声の中には、「これが正しい」と思われているけれど、実は見直してみると少し違う情報もあります。代表的な3つをご紹介します。
誤解1:「痛くても歩き続けないと寝たきりになる」
痛みを抱えながら「歩かなければ」という思いで無理をする方は少なくありません。
確かに、筋力を維持するうえで適度な運動はとても大切です。ただし、痛みが強い状態でかばいながら歩き続けると、自然と体が痛い方をかばうような「かばい歩き」が習慣になってしまいます。かばい歩きは、膝だけでなく股関節や腰など別の部位への負担につながりやすいとされています。
💡 ポイント
「痛みの出ない範囲で、できるだけ動く」という考え方が、長く体を動かし続けるうえで大切です。こらえながらではなく、楽に動ける方法を探すことがポイントです。
誤解2:「痛いところをしっかりマッサージすれば早く楽になる」
膝が腫れていたり、触ると熱を持っている状態(急性炎症期といいます)のとき、患部を強く刺激することは、一般的に症状を悪化させる可能性があると言われています。
炎症がある状態とは、関節の中に余分な液体がたまっていたり、赤みや熱感がある状態です。この時期に強い圧力を加えると、刺激が加わってさらに炎症を引き起こす場合があります(※ただし症状・状態によって異なります)。
炎症がおさまった後や、慢性的な筋肉のこわばりに対しては、適切な手技で痛みが楽になるケースも多くあります。「どの段階に、どんなアプローチが合っているか」を見極めることが大事です。
誤解3:「湿布と注射をしていれば、生活面は何をしてもいい」
湿布や関節注射(ヒアルロン酸注射など)は、痛みをコントロールするうえで有効な手段のひとつです。ただし、それだけに頼って体重管理や生活習慣の見直しを後回しにすると、膝への負担が積み重なり続けるため、症状が改善しにくい場合があります。
医療的なケアと並行して、日常生活の中でできる工夫を続けることが、膝を長持ちさせるうえで重要です。
シーン別「負担になりやすい動作と工夫」
「変形性膝関節症でやってはいけない動作」として検索で出てくる主なものを、実際どう工夫できるかとセットでご紹介します。「禁止」ではなく「こうすれば楽に続けられる」という視点で読んでいただけると嬉しいです。
正座
⚠️ 負担になりやすい理由
正座は膝を最大限に曲げる姿勢で、関節内の圧力が高まりやすいとされています。変形が進んでいる場合、この姿勢が痛みや腫れにつながることがあります。
工夫の方向性:
- 椅子を使う生活に移行する(和式から洋式への転換)
- どうしても正座が必要な場面では、膝の下にクッションや座布団を重ねて、深く曲げすぎない角度にする
- 短時間にとどめ、その後は膝を伸ばしてゆっくりほぐす
正座は習慣によっては少しずつ続けられるケースもあります。「完全に禁止」ではなく、「膝が痛くなる角度・時間を避ける」という調整で対応できることがあります。
階段の上り下り
⚠️ 負担になりやすい理由
階段は、特に「下り」のときに膝に大きな負荷がかかります。体重の3〜4倍の力が膝にかかるとも言われており、変形が進んでいる場合には特につらく感じやすい動作です(※個人差があります)。
工夫の方向性:
- 手すりを積極的に使う
- 「下り」は痛い方の足から降ろさず、健側(痛みが少ない方)から先に降りると負担が分散されやすい
- エレベーターを使えるときは積極的に使う
- 杖の使用も検討する(痛み側と反対の手で持つと効果的)
階段を「避ける」のも一つの選択肢ですが、日常生活でどうしても避けられない場面もあります。補助具の活用と身体の使い方を工夫することで、継続できる場合も多くあります。
歩きすぎ
⚠️ 負担になりやすい理由
変形性膝関節症では、長時間・長距離の歩行が膝への累積負担となることがあります。「万歩計で1万歩歩く」ことを目標にしている方の中には、痛みがある日も無理に歩いてしまっている場合があります。
工夫の方向性:
- 歩数より「痛みが出ないかどうか」を基準にする
- 歩く前後に足首・股関節のストレッチや軽い筋トレを加える
- クッション性の高い靴を選ぶ
- 硬い路面(アスファルト)より柔らかい路面(芝生、砂利等)を選ぶ
- 歩行補助具(杖・トレッキングポール等)を使う
靴・インソール・サポーターの選び方
履いている靴が膝に与える影響は意外と大きく、ヒールの高い靴は重心が前に傾き、膝への負担が増えやすいとされています。底が薄すぎる靴や、クッション性が著しく低い靴も同様です。
工夫の方向性(靴):
- クッション性が高く、底が柔らかい靴を選ぶ
- ヒールはできるだけ低いものにする(2cm以下が目安)
- 歩行中に足がズレないよう、かかとがしっかり固定される形状を選ぶ
💡 インソールとサポーターについて
インソール:O脚傾向の方は足の外側に重心がかかりやすく、その結果として膝の内側に負担が集中しやすくなります。市販のインソールで荷重の偏りを和らげられる場合があります。適切な種類については、整形外科や専門家に相談されることをおすすめします。
サポーター:膝を安定させる補助として有効なケースがあります。ただし、長時間使い続けると周囲の筋肉が使われにくくなるため、「歩くときだけ使う」「サポーターなしでも動ける筋力もつける」という使い方が理想的です。
足底(足裏)から骨盤にかけての荷重ラインを整えることで、膝への集中的な負担が分散されます。靴・インソール選びも、膝単体ではなく足首〜骨盤の連動を意識した視点が重要です。
長時間同じ姿勢(デスクワーク・立ち仕事)
長時間座り続けると膝周囲の筋肉が硬くなり、立ち上がる際に膝に大きな負荷がかかりやすくなります。反対に、立ちっぱなしの仕事でも同じ重心位置が続くと、膝の特定の部位に負荷が集中します。八王子エリアで働かれている方や、家事を長時間こなされる方にも多い悩みです。
工夫の方向性(デスクワーク):
- 1時間に1回を目安に、足首を回す・膝をゆっくり曲げ伸ばしするだけでもOK
- 椅子から立ち上がるときは、手すりや机に手を添えてゆっくり立つ
- 座面の高さを調整し、膝が90度以上に曲がりすぎない位置に
工夫の方向性(立ち仕事):
- 重心を片方の足だけに預けず、時折重心を左右に移動させる
- 足元にクッションマットを敷くと衝撃が和らぎやすい
- 可能であれば「立ち座り」を適宜はさんで同一姿勢を避ける
激しい運動・ジャンプ動作・スクワット(深い角度)
⚠️ 負担になりやすい理由
膝への急激な衝撃や、深くしゃがむ動作(フルスクワット等)は関節への負担が大きくなりやすいです。
工夫の方向性:
- 水中ウォーキング(浮力で膝への負荷が軽減される)
- 自転車・エアロバイク(膝の曲げ角度を適切に設定する)
- 浅い角度のスクワット(椅子に座るくらいの角度・45度程度まで)
- ヨガやストレッチ(痛みが出ない範囲で)
激しいジョギングやジャンプを含む運動は、急性期や炎症があるときは休んでいただく方がよいことが多いですが、症状が安定している段階では、適切な運動が筋力を維持し膝を守る役割を果たします。
自己流マッサージ・強い圧力を加えること
炎症がある状態での強いマッサージは注意が必要です。また、膝周りの「押すと効く」とされるツボを無理に強押しすることも、状態によっては逆効果になる場合があります。
- 腫れや熱感がある時期は安静・冷却を優先する
- 慢性期の「こわばり感」には、ゆっくりとした膝の曲げ伸ばしや、ふくらはぎ・太もものセルフマッサージ(膝から離れた部位)が負担になりにくい
- 専門家(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師等)に相談する
★本当に大切な4つのこと
シーン別の動作の工夫も大切ですが、長年変形性膝関節症の方と向き合ってきた中で感じるのは、特定の動作を「禁止」するよりも、以下の4つを意識することのほうが、膝の状態に与える影響が大きいということです。
本当に大切な4つのこと
① 痛みを「様子見」で放置しない
② 体重を放置しない
③ 膝だけに注目しない——足首・股関節・骨盤の連動を意識する
④ 「痛みをこらえた根性ウォーキング」をしない
1. 痛みを「様子見」で放置しない
「痛くなったり、楽になったりを繰り返しているから大丈夫」と思って何年も過ごしていると、気づかないうちに筋力が落ち、姿勢が崩れ、膝以外の部位にも負担が蓄積されていくことがあります。
👨⚕️ 院長の一次情報(臨床エピソード)
院長・山﨑が忘れられないのは、膝の痛みをずっと我慢しながらお仕事を続けていた患者さんのことです。「まだなんとかなってるから」と思っていたところ、ある時点から歩くことが難しくなり、仕事にも支障が出てしまいました。変形してしまった部分を元通りにするのは難しい。でも、早めにケアを始めることで、負担を減らし、進行をゆるやかにすることはできます。 体は、生活する上で何より大切なもの。「まだ大丈夫」と思ったとき、そのサインを見逃さないでほしいと、院長はいつも思っています。
— 山﨑 駿(院長)
💡 ポイント
早い段階でしっかりケアを始めることで、筋力の維持や関節周囲の負担の分散につながりやすくなります。「まだ大丈夫」ではなく「早めに整える」という発想が、長い目で見たときに体を守ることになります。
2. 体重を放置しない
膝は「荷重関節(かじゅうかんせつ)」と呼ばれます。荷重関節とは、体重を支える関節のことで、膝・股関節・足首などがこれにあたります。
体重が増えると、その分だけ膝への負荷が増します。一般的に、体重1kgの増加で歩行時に膝への負荷が3〜4kg増えるとも言われています(※個人差があります。研究によって数値は異なります)。
逆に言えば、体重管理は膝への負担を直接減らす手段のひとつです。食事・運動・生活習慣の面から、体重を少しずつコントロールしていくことは、薬や注射と同じくらい重要なアプローチと言えます。
| 体重変化 | 膝への負荷の目安(歩行時) |
|---|---|
| 1kg 減少 | 約3〜4kg 軽減(目安・個人差あり) |
| 3kg 減少 | 約9〜12kg 軽減(目安・個人差あり) |
| 5kg 減少 | 約15〜20kg 軽減(目安・個人差あり) |
3. 膝だけに注目しない——足首・股関節・骨盤の連動を意識する
膝は単独で動いているわけではありません。歩くという動作だけを見ても、足首・膝・股関節・骨盤・腰椎が連動して動いています。
💡 注目したい3つの動き
- 足首の背屈(はいくつ):つま先を上に向ける動き。これが硬いと歩行時に膝が内側に入りやすくなります
- 股関節の外旋(がいせん):足を外側に開く動き。これが弱いと膝がガニ股・内股になりやすく、膝関節への偏った負荷につながります
- 骨盤の前後傾(ぜんこうけい):骨盤が前に倒れすぎていると、太ももの前側の筋肉が緊張しやすく、膝への負担が増えることがあります
膝だけをケアするのではなく、足首・股関節・骨盤も一緒に動かし整えることが、膝の負担を分散させるうえで非常に重要です。
👨⚕️ 院長の一次情報(臨床エピソード)
院長・山﨑が特に印象深く覚えているのは、仕事をされている方が「膝が痛い」と来院されたケースです。ご本人は膝の痛みにばかり気を取られていましたが、膝をかばうような歩き方が長く続いた結果、股関節・骨盤・姿勢全体にも歪みが波及し、非常に良くない状態になっていました。ご自身では全身の歪みには全く気づいていなかったのです。このまま放置すれば、さらに日常生活に支障が出るところでしたが、膝だけでなく全身を一緒に整えることで、その方の未来が大きく変わりました。 膝の痛みは、「膝だけの問題」ではないことがとても多いです。
— 山﨑 駿(院長)
関連記事:歩くと足の外側が痛い…原因は足首より骨盤かも?
4. 「痛みをこらえた根性ウォーキング」をしない
「運動しなければ」という気持ちはとても大切なのですが、痛みが出ているのにこらえて歩き続けることは、体を守るどころか逆効果になる場合があります。
痛みが出ているとき、私たちの体は無意識に「かばい歩き」をします。かばい歩きとは、痛みを避けようと体が自然に姿勢や重心をずらした歩き方のこと。この状態が続くと、股関節・腰・反対側の膝など別の部位に負担が移ってしまいます。
💡 ポイント
痛みが出たら、まず休む。痛みが出ない範囲で動く。これを繰り返すことが、長く体を動かし続ける鍵です。
「歩く vs 歩かない」ジレンマへの答え
「歩かないと筋力が落ちる」「でも歩くと痛い」——この悩みは変形性膝関節症を抱える方が最も多く感じているジレンマのひとつです。
キーポイント
「痛みが出ない範囲で動く」+「足首・股関節・骨盤でカバーして膝の負担を分散させる」
歩くときの工夫:
- 歩幅を少し小さくする(膝への衝撃が和らぎやすい)
- ゆっくりとしたペースで歩く
- クッション性の高い靴・インソールを使う
- 坂道・階段は避け、平坦な道を選ぶ
- 歩く前に足首回し・股関節の軽いストレッチを行う
歩く以外で筋力を維持する方法:
- 水中ウォーキング(浮力で膝への負荷が大きく軽減されます。つかる深さによっては体重の負担が数分の1程度まで減るとも言われています)
- 椅子に座ったまま行うかかと上げ下げ運動(ふくらはぎを動かすことで血液循環をサポート)
- 仰向けで行う脚上げ運動(太ももの筋力維持)
- エアロバイク(膝の角度を適切に設定する)
💡 変形の段階によるケアの考え方
変形が少ない段階では、適切なケアで膝周りや体全体の筋緊張を緩め、関節の動きを整えることで、痛みが出にくい状態になるケースが多くあります。変形が進んでいる場合でも、「痛みを消す」より「膝への負担を和らげ、進行をゆるやかにする」という観点でのケアが現実的で、それだけでも日常生活の快適さが変わってくることがあります。
※施術効果には個人差があり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
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こんなサインは専門機関へ(赤旗サイン)
以下のような症状が出ている場合は、セルフケアより先に、整形外科や医療機関を受診されることをおすすめします。
⚠️ 以下のサインがある場合は、まず医療機関へ
| サイン | 考えられること(参考) |
|---|---|
| 膝が大きく腫れている・水がたまっている感じがする | 関節炎の急性期・関節内の炎症 |
| 突然激しく痛みが増した | 骨折・半月板損傷・靭帯損傷 |
| 夜中に痛みで目が覚める(夜間痛) | 関節リウマチ・骨壊死・腫瘍性疾患 |
| 膝が赤みを帯びている・熱を持っている | 急性滑液包炎・化膿性関節炎 |
| しびれが足全体や足先に広がっている | 神経系の問題(腰椎・坐骨神経) |
| 体重をかけると「ズボッ」とずれる感じがある | 靭帯損傷・半月板損傷 |
これらの症状は、セルフケアや整体だけでは対応できない可能性があります。まず医療機関で検査を受け、診断を確認してから、その後のケアを考えることが安全です。
八王子のにこのあ整体院でできること
八王子のにこのあ整体院では、変形性膝関節症でお悩みの方に対して、「膝だけを診る」のではなく、体全体のつながりからアプローチする施術を行っています。
足首・股関節・骨盤を含めた全身からのアプローチ
前述したように、膝の痛みには足首・股関節・骨盤の動きが深く関わっています。当院では、まず体全体の動きのクセや筋肉の緊張、関節の動き方を確認します。そのうえで、
- 硬くなっている足首の動きを整える
- 股関節まわりの筋肉の緊張を緩める
- 骨盤のバランスを整えて、荷重が均等にかかるようにサポートする
といった施術を組み合わせて行います。
院長・山﨑の専門性
👨⚕️ 院長監修コメント
国家資格(柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師)に加え、CCEA認可のD.C.(ドクター・オブ・カイロプラクティック)として、背骨・骨盤・四肢の関節を含めた整合性のある施術が可能です。変形性膝関節症のような荷重関節の問題は、「膝を揉む」だけでなく、体全体の構造バランスから見直すアプローチが有効なケースが多いと感じています。
— 山﨑 駿
関連記事:オステオパシーとは?根本ケアの専門院が解説
初回のご相談
初回は、現在の症状・生活状況・動きの確認を丁寧に行ったうえで、施術方針をご説明します。まずは体の状態を知ることからスタートしましょう。
初回 3,300円(再検査の次回も無料/2回分)
ご予約・お問い合わせはLINEから受け付けています。
東京都八王子市元横山町3-1-2 レアリゼケント101
JR八王子駅北口 徒歩14分 / 京王八王子駅 徒歩13分
提携駐車場(福萬駐車場)あり/営業日・ご予約状況はLINEでご案内しています
よくある質問(FAQ)
Q1. 変形性膝関節症になっても、正座できるようになる可能性はありますか?
A. 変形の程度や筋肉の状態によって個人差があります。変形が少ない段階や、主に筋肉の緊張や関節の動きの問題が大きい場合には、施術やリハビリによって正座できる角度が改善するケースもあります。一方、変形が相当進んでいる場合には、正座を目指すより「日常生活を快適に」という目標に切り替えることが現実的なこともあります。専門家に現状を確認してみることをおすすめします。
Q2. サポーターは効果がありますか?使い方は?
A. サポーターは膝を安定させ、ちょっとした痛みの緩和に役立つことがあります。ただし、サポーターに頼りすぎると、膝周りの筋肉が使われにくくなり、筋力が低下するリスクがあると言われています。「歩くときだけ使う」「長時間は外す」「サポーターに頼らずに済む筋力もつける」という使い方が理想的です。種類・締め付け具合は整形外科や専門家に相談することをおすすめします。
Q3. 何kg体重を落とすと膝への効果が期待できますか?
A. 体重を5kg落とすと膝への負担が15〜20kg程度軽減されるという目安が示されることがあります(※研究によって数値は異なります)。ただし、急激な体重減少は体への負担になる場合もあります。1ヶ月に0.5〜1kg程度のペースで、食事と適度な運動(膝に優しいもの)を組み合わせながら無理のない範囲で取り組むことが長続きのコツです。
Q4. 鍼灸は変形性膝関節症に向いていますか?
A. 鍼灸(しんきゅう)は、膝周囲の筋肉や経穴(ツボ)へのアプローチを通じて、痛みの緩和や血行の改善を図る施術です。日本では鍼灸師(国家資格)が行います。急性炎症期の直接的な刺激は慎重に行う必要がありますが、慢性的な痛みやこわばりには有効なケースが多いとされています。当院では鍼灸師の資格を持つ院長が、症状に合わせてご提案しています。
Q5. 整体や手技療法は整形外科の治療と並行できますか?
A. はい、基本的には並行して行うことが可能です。整形外科での検査・診断を踏まえたうえで、当院での施術(筋肉の緊張を和らげる・関節の動きを整える・体のバランスを整える)を加えることで、より包括的なケアができます。整形外科で処方された湿布・内服薬・注射を継続しながら、生活習慣の改善や体へのアプローチを並行する形が、多くの方にとって取り組みやすいスタートです。
Q6. 寒い日・雨の日に膝の痛みが増える気がするのですが?
A. これは非常に多くの方が感じていることです。天気の変化(低気圧の接近)や気温の低下が関節の痛みに影響することは、これまでの研究でも指摘されています。気圧の変化が関節周囲の組織の内圧に影響するという説や、冷えによって筋肉が緊張しやすくなるという側面が考えられていますが、詳細なメカニズムはまだ研究段階のものもあります(断定的な因果関係については引き続き検討が続いています)。
対策として取り組みやすいのは以下の点です:
- 入浴(湯船につかる)で体全体を温め、膝周囲の筋緊張を和らげる
- 外出前に足首のウォームアップ(回す・曲げ伸ばし)を行う
- 冷える時期はレッグウォーマーやサポーターで膝を保温する
- 天気が変わりやすい時期は無理な外出を控えめにする
寒い季節に痛みが増しやすい方は、「冷えに弱い体質」という観点から、鍼灸(身体の血行・温め)とのアプローチが合うケースもあります。ご相談ください。
関連記事:腰痛の原因5タイプと受診目安
まとめ
- 「絶対にやってはいけない特定の動作」は思っているより少ない。正座・階段・ウォーキングも、工夫次第で続けられることが多い
- 本当に見直したいのは4つ:①痛みの放置 ②体重管理の後回し ③膝だけに注目すること ④痛みをこらえた根性ウォーキング
- 足首・股関節・骨盤の連動を意識するだけで、膝への負担の分散につながる
- 変形が少ない段階では、適切なアプローチで痛みが楽になるケースが多くある
- 腫れ・夜間痛・急な激痛などの赤旗サインがある場合は、まず医療機関へ
「今できることから始める」ことが、5年後・10年後の自分の体を守ることにつながります。
膝の痛みで諦めていたことが、少しずつ取り戻せる未来を目指して、一緒に取り組みましょう。
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東京都八王子市元横山町3-1-2 レアリゼケント101
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土・日・月 9:00〜21:00(火〜金は訪問医療マッサージのため院休)
CCEA認可D.C. / 鍼灸あん摩マッサージ指圧師 / 柔道整復師 / オステオパシーD.O.(修学中)
本記事の位置づけ
本記事は、にこのあ整体院・マッサージ院(八王子)における施術アプローチと一般的なセルフケア情報を提供する目的で作成されています。特定の疾患の診断・治療を意図したものではありません。
施術効果には個人差があります。本記事内のセルフケアは、症状が軽い段階での参考としてご活用ください。
強い痛み・急激な症状悪化・神経症状(しびれの拡大、力が入らない等)がある場合は、必ず医療機関(整形外科・脳神経外科等)を先にご受診ください。当院は医療機関での検査結果を踏まえた上での施術もご相談承ります。
執筆者プロフィール
山﨑 駿(やまざき しゅん)
にこのあ整体院・マッサージ院 院長
| 資格名 | 詳細 |
|---|---|
| D.C.(ドクター・オブ・カイロプラクティック) | CCEA(カイロプラクティック教育認定機構)認可。背骨の専門家として国際基準のカイロプラクターの称号 |
| 鍼灸あん摩マッサージ指圧師 | 国家資格。東洋医学に基づく鍼・灸・マッサージの専門家 |
| 柔道整復師 | 国家資格。骨折・脱臼・捻挫などの外傷を専門とする |
| オステオパシー D.O. | 修学中。全身の構造と機能の調和を図る総合的な手技療法 |
| JCR認定(日本カイロプラクティック登録機構) | 脊柱・骨盤の評価に関する認定 |
臨床歴:12年・延べ数万人以上の施術実績
「変形性膝関節症の方と長年向き合ってきて感じるのは、膝だけを診ても解決しないケースが多いということです。足首・股関節・骨盤を含めた体全体のバランスを整えることで、膝への負担が自然と減り、楽に動けるようになる方も多くいらっしゃいます。まずは体の状態を知ることから一緒に始めましょう」
この記事の内容は、院長の専門的知識と臨床経験に基づいています。症状が重篤な場合や不安がある場合は、必ず医療機関へご相談ください。
最終更新:2026-06-18
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